最近は労働組合役員や事務職員による労働組合資金の横領事件が相次いで発覚し、マスコミをにぎわしています。
労働組合には毎月の組合費を中心に多額の資金が入ってきます。それほど組合員の人数が多くなくとも、昔から積み立てた
「闘争基金」等の名称の億単位の預金がある組合もあります。
あなたの労働組合ではきちんとした会計監査を受けていますか。
労働組合法では、「すべての財源及び使途、主要な寄附者の氏名ならびに現在の経理状況を示す会計報告は、組合員によって
委嘱された職業的に資格がある会計監査人による正確であることの証明書とともに、少なくとも毎年1回組合員に公表されること」が
求められています(労組法5条2項7号)。
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