NTT関連会社の元社員、労働組合口座から約2,800万円を着服 (2015年6月24日 神奈川新聞より)

 労働組合の口座から約2,800万円を着服したとして、業務上横領罪に問われたNTT関連会社の元社員で無職の男(30)=群馬県
 みなかみ町=の判決公判が23日、横浜地裁であり、裁判官は懲役3年6ヶ月(求刑懲役4年6ヶ月)を言い渡した。
 
 裁判官は判決理由で、「立場を悪用し組合の信頼を裏切った」と指摘。借金返済のため競馬で儲けようと横領を繰り返したとして
 「動機は自己中心的で、酌量の余地に乏しい」と述べた。
 
 判決によると、被告は同社社員らで構成する労組の財務部会長をしていた昨年2月から同5月にかけて、組合の口座から56回に
 わたり、現金計2,798千万円を引き出して横領した。

2020年09月09日